バグパイプ演奏家、ジェラルド・ミューヘッド

 
ジェラルドは、イギリス・スコットランドのエジンバラで生まれ育ち、またここで、一流のバグパイプ演奏家、A.マクドナルドM.B.E.のもとで世界一と言われるスコティッシュ・バグパイプを学ぶ。

大学を卒業後、有名なロイヤル・スコッツ・ドラグン・ガーズに所属して、“アメージング・グレース”をリリース、世界的なミリオンセラーとなった。

ジェラルドが所属していたロイヤルスコッツドラグンガーズ楽団と
「アメージンググレイス」でミリオンセラーのゴールドディスク

1985年、スコットランドで開催された国際連合会議では、バグパイプのソロとして演奏。

イギリスやヨーロッパ各国で数多くのミュージックフェスティバルに出演し、BBCが撮影したエジンバラ城で行われた国際フェスティバルにも出演。また、ロンドンではクイーンエリザベス2世への演奏、日本では東京銀座で行われた国際ディナーパーティーで、天皇御一家への演奏を行った。

ジェラルドは、日本在住。妻は日本人。

1992年、ジェラルドは、日本で開催された国際バグパイプコンテストで、バグパイプソロ演奏家として最優秀賞を受賞。曲のレパートリーは、イギリスの伝統的なものからモダンなもの、日本のポピュラーソングまで多数。1994年、バグパイプソロ演奏家として、また小型バグパイプバンドのバンドリーダーとして、二つの最優秀賞を受賞。

2006年にはスタジオジブリの『ゲド戦記』のサウンドトラックでバグパイプを録音。その後、自身が作曲した楽曲も収録したアルバム『蛍の光』(ユニバーサル ミュージック ジャパン、2014年)を、フォークやクラシックのプロのミュージシャンたちと共同でレコーディングした。

2015年には、浜松市楽器博物館にバグパイプの伝統的かつ正式なセットを納め、スコットランドのバグパイプの歴史やその発展について執筆した。その記事は、この博物館で配布されている「浜松市楽器博物館総合案内図録2015」に掲載されている。

現在、日本の大学にて、英語や英国文化、英国のライフスタイルについての講義を担当している。

ジェラルドは東京にある駐日英国大使館にて、様々な式典にて演奏を行なっている。

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