ジェラルド・ミューヘッドは、エジンバラで生まれ育った生粋のスコットランド人で、グレート・ハイランド・バグパイプ演奏家です。現在は日本の大学で教鞭をとりながら、バグパイプの演奏や講演活動に活躍しています。
世界トップクラスのスコットランド・パイプバンドであるロイヤル・スコッツ・ドラグン・ガーズの一員として、元祖「アメージング・グレース」のCDをリリースし、世界でミリオンセラーとなりました。
その後、バグパイプのソロリストとなり、世界各地を廻りました。エジンバラの国際フェスティバルでは、名誉ある城塞でのソロ演奏を任されました。
ヨーロッパでの多様な音楽祭での演奏の他、ロンドンではクィーンエリザベス2世への演奏、日本では天皇ご一家への演奏を行いました。国際的なバグパイプ演奏のコンテストでは、数々の優勝を果たしています。そして、ジブリ映画「ゲド戦記」の挿入曲としてバグパイプを演奏して、若い世代にもバグパイプ の魅力を伝えることとなりました。
日本スコットランド協会のメンバーとして、両国の友情、文化に貢献しながら、日本の大学で英国の文化や生活様式についても教授しています。
東京の英国大使館での様々なイベントでは、世界的なレベルの演奏を提供するだけではなく、英国スコットランド・バグパイプ演奏者としての儀式用完全装備の正統なコスチュームを装い、その文化を視覚的にも紹介しています。観客の方々からの様々な質問にも、日本語で、友好的に優しくまた簡潔に説明することができ、スコットランド紳士としての、このような人柄が、日本での幅広い活動を可能にしています。
スコットランドから渡来した有名人には、コナン・ドイル、ロバート・バーンズ、トーマス・ブレーク・グラバーやリチャード・ヘンリー・ブルントン。